VtuberはVtuberだから注目されているのか?
何も考えずに書いてるのでもし誤字脱字意味不明なところがあったら申し訳ないです。
こちらのツイートとそれにくっついているマシュマロを見ていただきたい。
マシュマロありがとうなのだ。噛み締めて読みましたのだ。
— 動く城のフィオ〜旅するVtuber〜 (@phio_alchemist) 2018年3月26日
うぃの事を、そしてVtuber界隈の事を本当に親身になって考えてくれているのだなと感じたなのだよ。応援、素直に嬉しいのだ。
続く#マシュマロを投げ合おう https://t.co/C9neYmU6KX pic.twitter.com/uIhhJkqjVg
マシュマロの画像はこちらです。
フィオさんは1配信者、1Vtuberの立場として意見を仰られていて、それは確かだと思います。
ここで私から、3ヶ月以上Vtuberを見てきた視聴者として、Vtuberを愛するものとして一言言わせてほしいです。
まず、VtuberがVRな存在というだけで他のYouTuberと異なり特別視される、ということに関しては確かにその通りだと思います。
これは、ボーカロイドに似ていて、ボカロが曲そのもののジャンルに関わらず「ボカロ」というジャンルで括られるのと同様です。
そして、ボカロは特殊な括りをされ、特別視され、廃れてしまった...
...本当にそうでしょうか?
私は、ボカロがボカロというだけで注目される時代から、今は1つの作曲の道具になったというだけだと思います。
要するに、異常なボカロブームが落ち着いただけで、今でも他ジャンルと同じペースでいい曲は作られているし、完全に廃れてもいないということです。
同じことがVtuberにも言えるのではないでしょうか。
3ヵ月前、Vtuberは限られた人だけが始められるものでした。人材も要ります。費用もかかります。
そして何より、これまで未知の体験だったVtuberは、それだけで一つの価値を得るものでした。
それから第二世代の個人Vtuberが台頭し、Vtuber自体の敷居も下がりました。今でもVtuberというジャンルはそれ自体が強い力を持っていますが、段々Vtuberと言うだけでは売れなくなっているのは確かです。
もちろんVtuberブームに合わせてそれを支援する動きも高まっています。
4/17にVtuberファンブック「Vtuberはじめてみる」が発売予定され、タイトルの通りこれからVtuberを始める人への記事も乗る予定です。
【宣伝】4/17にバーチャルYouTuberファンブックが出ます
— デラとハドウ@VTuber (@harddeluxe) 2018年3月17日
『バーチャルYouTuberはじめてみる』https://t.co/n9Jje8rxDC
前半は活躍中の方々のインタビューや動画紹介を
後半はバーチャルYouTuberを応援する方法と、デビューしたい人向けの始め方やクリエイターインタビューをお届けします pic.twitter.com/OtHhUd9fPY
また、簡単にVtuberを始められるツール「hitogata」が開発されました。
これは革命です。産業革命とでも言えばいいでしょうか。今後これを使うVtuberは確実に増えます。
また、VtuberにはYouTuberと比べてメリットもデメリットもあります。今後少しづつVtuberブームは収まっていくかも知れませんが、それでも新しいVtuber自体は生まれていくと思います。
要するに何が言いたいかというと、そのうちVtuberは一つの道具になるということです。
Vtuberとしての敷居が下がり、普通の実写YouTuberと同じくらい気軽にできるようになれば、ブームが終わってもVtuberは生まれ続けるし、面白い人は流行る、面白くない人は淘汰される、普通のYouTuberと同じ土俵に乗るだけです。
マシュマロの話題に戻ると、Vtuberを特別視するのは問題だという意見でしたが、僕はVtuberをYouTuberと無理に同一視する必要は全くないと思っています。どうせVtuber側からYouTuberに寄っていきます。
今売れているVtuberは、全員YouTuberでもブレイクするだけのポテンシャルがあります。ただ、Vtuberだから注目されるきっかけを掴めたというだけです。
「Vtuberという肩書きで注目を浴びれただけ」とマシュマロに書いてありましたが、ポテンシャルがあっても注目を浴びることが難しいYouTuber界において、ポテンシャルがない人間が注目浴びたからと言ってバズることはありません。
よって、Vtuberを追う行為そのものに神格化・宗教化は存在せず、今個人Vtuberを追っている人は皆「Vtuberを見たい」ではなく「このVtuberが面白いから見る」という感情で動いているのではないかと思います。
もうひとつ、「企業が本気出してるから面白いに決まってる」という意見がありましたが、これは完全に違います。断言します。違います。
そもそも僕はVtuberの良さは「バーチャルなキャラクターと人間臭さ等のギャップ」にあると思ってます。
四天王に関しても、キズナアイの暴言・ミライアカリの下ネタ・シロの暴言・輝夜月の暴走...全部ギャップです。ねこます氏に関しては全てがギャップです。
個人で見ても、猫宮ひなたはねこますを抜く勢いで登録者数を伸ばしていますし、月ノ美兎は四天王顔負けの存在感を放っています。
他にもYUAや富士葵を抜いている個人Vtuberは沢山います。
第一、企業Vtuberは始めた時期が早い分有利であり、この差を埋めるのは容易ではありません。
企業は先駆者であり、その事には大きな意味がありますが、今となっては逆にそれ以上の何者でもないと思います。
当然個人Vtuberには地雷もいますが、基本的に地雷は自然淘汰されます。紙っぺらのモデルだけでVtuberを始めようとし、クラウドファンディング乞食をしようとして大炎上した通称紙クズ君をご存知でしょうか?
結局問題児でも面白くないと流行りませんし、度を越した問題児は炎上することで淘汰されます。問題児で面白いケースが1番厄介ですが、そういうのは自動的に住み分けが図られます。
例えば、問題発言で物議を醸したバーチャルおばあちゃん(VB)は他のVtuberと距離を置かれているような気がします。それでも面白いから凄いですが。
Vtuberからしても、他のVtuberと関わりたくなかったら距離を置けばいいのです。
よってVtuberに幾らか問題児が現れてもそれがコンテンツの終焉をもたらすとは考えられません。
最後になりますが、ボーカロイドはボカロであるということ以外に価値を見出すことができませんでしたが、Vtuberは新しい可能性を秘めたコンテンツをひとつ味方につけています。それはVRChatです。
VRChatによってVtuberは生放送で話せる存在から実際に会える存在へと変わります。これは未だかつてないことです。アイドルに握手会で会うのと全く同じことが家で出来るのです。
これからVRChatはその存在感をどんどん増していくと思います。それにつれて、VRChatがVtuberと互いに相乗効果をもたらし、Vtuberはより魅力的になっていくと思います。その点で、Vtuberはボカロのブームが鎮まった例に留まらない爆発を見せる予感がします。
今後どうなるかは全くわかりませんが、もしかしたら道具化する以上の未来が待ち受けているかも知れません。
非常に長文になりましたが、ここまで読んでくださり本当にありがとうございました。
(ここからは完全に個人的な感情なので無視していただいて結構です)
Vtuberが12月に流行ったのはコンテンツそのものが持つ魅力のせいかもしれない
— ですほ(oildrinker) (@blowin_win_) 2018年3月26日
だが今もなお流行っているのはどう考えてもそれだけではない
個人Vtuberたちの努力、人柄、Vtuberへの想いがあってこそ成り立っている
それを宗教化などと一蹴するのは、全Vtuberを馬鹿にしているのと何が違うと言うのか
本人は心配しているつもりかもしれないが、まるでVtuberたちは面白くもないが神のいたずらで流行らされている、とでも言いたいような口ぶり、
— ですほ(oildrinker) (@blowin_win_) 2018年3月26日
何故平気な顔をしてそんなことをマシュマロに投げられるのか
そういう怒りに似た感情が湧き上がってさっきの記事を書かざるを得なくなりました