ENTUMはVtuber界を牽引する存在となれる
どうもこんにちは。オイルドリンカーと申します。
最近新生活が始まって本当にVtuberの動画を見ることが出来ていません。大好きな鈴谷アキくんの生放送やあんたまの生放送ですら見られない時が多々あります。でろーんやえるえるの騒動ですら後日知ったほどです。そのため記事が書けていませんでした。申し訳ないです。
にじさんじの色々については、記事としてまとめられると思ったらまとめようかなーと思ってます。
さて、本題です。
4月9日、ミライアカリ・ヨメミ・猫宮ひなた・届木ウカ・もちひよこの5人が新しく立ち上げられたVtuberの事務所「ENTUM」に所属することを発表しました。
ENTUMでは「眠れる才能の発掘」をMISSIONに、今まで世に出ることのなかった才能の発掘を行います。そして所属クリエイターが最大限の力を発揮し、ファンの皆様に今まで以上のワクワクと興奮をお届けできるようにサポートしてまいります。
サポート内容
- ・事務所内外でのコラボ動画の企画
- ・イベント・グッズ制作の企画
- ・ファンレターやプレゼントを受け取りやすくするための住所提供
- ・学びたいことを集中的に学べる機会・機材の提供
- ・クライアントとの交渉・やりとり全般の業務
- ・クリエイター同士の交流会開催、コミュニティの強化
マネジメントだけではなく、クライアントとの窓口としての役割も果たすことでクリエイターが制作活動に集中できる環境構築に取り組んでまいります。
バーチャルYouTuber事務所『ENTUM(エンタム)』を開設いたしました! - 株式会社DUO
ENTUMの運営会社は、株式会社DUO。Mirai Alari Projectの運営を行っています。
また、生みの親がミライアカリと同じであるヨメミも、DUOが運営と言っていいのではないかと思います。
そのため、今回の件はミライアカリ陣営が他の3人を引き入れた、と考えても問題ないでしょう。
これは私の推測ですが、恐らくENTUMには「Vtuber界のUUUMになりたい」という野望があるのではないかと思います。
事務所の質を決める要素は多くありますが、先に設立された方が有利であることは間違いありません。特に、1番手と2番手では大きな差があります。
日本で最初のVtuber事務所はおそらく「バーチャルライズ」ですが、ここはどちらかというと「にじさんじ」に近く、自前で作り出したVtuberのみが在籍しています。
そのため、本格的な最初のVtuber事務所はENTUMであると言えるでしょう。
また、所属しているVtuberが誰なのか、という点も非常に大事であると言えます。
誰が所属しているかによってその事務所の規模が決まるからです。
規模という意味では四天王ミライアカリ・Vtuber登録者数ランキング一桁台をキープし続けているヨメミだけでも十分なはずですが、なんとそこに加わったのは猫宮ひなた。言わずと知れた期待の新星。ねこますの登録者数を今にも抜かんとしており、最も勢いのあるVtuberの一人です。
なんとこの三人の登録者数を合計すると約100万人。実力は申し分ない面子です。
ちなみに100万人を1人で超えていくVtuberがいるらしい...一体何ズナアイさんなんだ...
そこに加わったのは届木ウカ・もちひよこ。なぜこの二人なのか?二人とも2万人以上の登録者数を持っていますが、おそらく理由はそこだけではありません。
この二人に共通しているのは、3Dモデル作成の技術が高いこと。生モデリング配信をするなど、他のVtuber以上の技術力を持っています。
前述した三人が、人気という意味で力強い先輩となるとすれば、この二人は、技術の面で事務所や所属Vtuberを支えてあげてほしい、ということでしょう。
VRCが流行し、2Dで始めたVtuberたちも続々と3Dモデルを作っている現状を考えると、この二人の存在は非常に大きいのではないかと思います。
さて、ここまで語ってきましたが、僕はこのような事務所が出てくることには大いに賛成です。つか早く出てこないかなーと思ってました。
まず、現時点で多くの個人Vtuberたちがオーバーワーク状態になっているということが挙げられます。動画編集や生放送、その他の作業、実生活、すべてを回していくにはあまりにも時間が足りない、というVtuberがとても多くなっているように感じます。
事務所はそのような状態を間違いなく緩和してくれると思います。というかそのための事務所ですし。
また、Vtuberたちの精神的支柱・法的な後ろ盾になってくれることも、事務所の大きなメリットです。個人Vtuber最大の弱点をカバーしてくれるといっても過言ではないでしょう。
さらに、Vtuberたちがコラボ・インタビューのためのちゃんとした窓口を持てるという点も大きなメリットです。
実際、届木ウカは過去にコンタクトをとることができなかったために「バーチャルYouTuber始めてみる」のインタビューが受けられなかったことがあります。
こんばんは!実は届木ウカ様は最初からお声がけ候補でした。1月末~2月前半の時期だったのですが、当時は窓口が見当たらずなくなく断念したという経緯があります…(Youtubeのメッセージ機能?も試したのですが使い方がわからずおそらく届いていないかと思います)次にご機会ありましたらぜひ…!
— デラとハドウ@VTuber (@harddeluxe) 2018年3月17日
このような事態を防ぐという意味でも事務所は一役買ってくれるでしょう。
事務所内での交流という意味でも、それぞれのVtuberが切磋琢磨していくのを強く後押ししてくれると思います。
当然、懸念も少しだけあります。
事務所もビジネスですから、当然所属Vtuberは事務所にお金を支払うわけ事になります。しかし、現在YouTubeの収益化申請がなかなか受理されない現象が発生しています。そのため、実力は申し分ないにもかかわらず金銭的な意味で事務所に入れないというケースが生まれる恐れがあります。
この件に関してはどちらかというとYouTube側が悪いので早く修正してほしいところですが...
また、コンプライアンス的な意味で若干表現に規制が入る可能性があります。まあそんなに強い規制はかからないと思いますが、ウカ様の「Maybeちんちん」は聞けなくなるのかな...
何はともあれ、総合的に考えるとENTUMはこれからのVtuber界を盛り上げてくれると思います。今は新たなVtuberの中の人オーディションをしていますが、既存のVtuberの所属も可能なのかな?もし可能なら、所属したいと思うVtuberは少なくないのではないでしょうか。
今後もしかしたら他のVtuber事務所が出てくることがあるかもしれませんが、それでもENTUMは最大勢力を保ち続けるのではないかと思います。おそらく、Vtuber界のUUUMになれるでしょう。UUUMがVtuberのマネージメントを始めたらわかりませんが...
以上、オイルドリンカーでした。