超初心者向け・麻雀講座!1【牌の種類・大まかなルール】
1.麻雀って何するゲーム?
麻雀は、牌(パイ) という駒を集め、自分の持っている牌を早く・綺麗に揃えることを競うゲームです。自分の手元にあるのは13枚の牌ですが、これを1ターンにつき山から1枚引き、いらない牌を1枚切る(捨てる)ことで入れ替えていきます。
麻雀の完成形は3枚1組のグループが4つ、2枚1組のグループが1つの計14枚です。
これを一番早く揃えた人だけが、その揃え方の難易度に応じた点数を他のプレイヤーからもらうことができます。これを繰り返し、最後まで終わるか誰かの持ち点が尽きた時に一番得点の高い人が勝者となります。
2.牌の種類
トランプにはスペード・ハート・ダイヤ・クラブの4つのマークがありますが、麻雀牌も同様に4種類に分けられています。
・萬子(マンズ・ワンズ) 数字がそのまま大きさを表します。
・筒子(ピンズ) 丸の数が大きさを表します。
・索子(ソーズ) 棒の本数が大きさを表します。ただし、索子の一は鳥の絵です。
・字牌(じはい)風牌、三元牌の二種類があります。これだけは数字ではありません。
漢字では一萬(イーワン・イーマン)、一筒(イーピン)、一索(イーソー)という風に書きます。
麻雀は基本的に中国語を使うので読みも異なりますが、最初のうちはそのまま日本語読みで大丈夫です。
また、字牌にも順番があり、東南西北・白發中と並びます。順番はわからなくても大丈夫ですが、覚えておくと後々楽です。
特に風牌は東西南北でなく東南西北の順なので気をつけましょう。
ちなみに、麻雀牌はすべての牌が四枚ずつ・計136枚で構成されます。
3.牌の揃え方
先ほど麻雀の完成形は3枚1組のグループが4つ、2枚1組のグループが1つの計14枚と書きました。具体的にはどんな種類があるのでしょうか。
←これが完成形。
3枚1組のグループは揃え方が二種類あります。
まず、123や345のような連続する数字3枚の揃え方。これを順子と言います。
次に、111や333のような同じ牌3枚の揃え方。これを刻子と言います。
注意点として、順子は912や891のように9から1に飛んで揃えることができません。
また、字牌には数字が設定されていないため順子は作ることができません。例えば、白發中の順子などは存在しないので注意してください。
刻子は例外なくどの種類の牌でも作ることができますが、先程述べたとおり麻雀は同じ牌が4枚までしかないので完成難易度は刻子の方が上です。
2枚1組のグループには1種類しかありません。同じものを2つの揃え方。これを対子といいます。
4.おおまかな流れ
まず、プレイ前に親を決めます。親が決まったら、牌を積みます。これが、トランプゲームで言うところの山札に相当します。積み終わったら、全員が山から牌を13枚ずつ取り、そして親から順にゲームが開始します。
麻雀は手元に13枚の牌があります。これを手牌(テハイ)と言います。
手牌13枚の状態で、各プレイヤーが順番にゲームの最初に作った山から牌を引きます。これを自摸(ツモ)と言います。
この時点で手牌は14枚になり、その後いらない牌を自分の手前に捨てます。これで13枚に戻ります。
これを反時計回りに順番に繰り返し、そして一番最初に手牌を揃えた人がアガリです。
麻雀には、アガりまで後1枚の時には他のプレイヤーが捨てた牌をもらってきてアガることができるというルールがあります。これをロンあがりと言い、アガる時は、ロンと発声します。ロンでアガったときは、点数をロンされた1人から貰います。
勿論、自分でツモした牌でアガることもあります。これをツモあがりといい、アガる時は、ツモと発声します。点数は他の3人全員から貰います。
麻雀では、ここまでの所謂「一試合」のことを「一局」と呼びます。親がアガれた場合、同じ親で次の試合を始めます。親がアガれなかった場合、反時計回りに親が移動します。
また、山がなくなっても誰もアガることができない場合もあります。これを流局と呼びます。流局した場合、仕切り直しとなり、手牌を崩してまた山を積み直す所から始めます。
これを、親が一周ないし二周する、もしくは誰かの得点がマイナスになるまで繰り返し、最終的に点数が高い人が勝利となります。
今回はここまでです。次回は簡単な役について解説します。
以上、オイルドリンカーでした。